■ 法人設立業務の概要
行政書士は、株式会社・合同会社・一般社団法人・NPO法人など、さまざまな法人の設立手続きを代行またはサポートすることができます。主に以下のような業務を担います。
1. 設立前のコンサルティング
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どの法人形態が最適か(株式会社・合同会社など)
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設立目的や事業内容の整理
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定款の基本構成に関するアドバイス
2. 定款作成・認証手続き
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会社の基本ルールを定めた「定款」の作成
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公証人役場での定款認証(※株式会社の場合)
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電子定款対応(印紙代4万円の節約)
3. 設立書類の作成
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発起人・取締役の同意書
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設立時取締役会議事録
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就任承諾書
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印鑑届出書 など
※ 登記業務そのもの(法務局への登記申請)は、司法書士の独占業務となっているため、行政書士はその直前までの準備を担当し、必要に応じて提携司法書士と連携します。